[2023_07_29_03]高浜原発1号機「臨界」に 発電と送電8月2日始まる見通し(NHK2023年7月29日)
 
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高浜原発1号機「臨界」に 発電と送電8月2日始まる見通し

 28日に再稼働した関西電力の高浜原子力発電所1号機は、けさ早く、核分裂反応が連続する「臨界」と呼ばれる状態になりました。作業が順調に進めば8月2日には発電と送電が始まる見通しです。
 関西電力の高浜原発1号機は、12年にわたって停止していましたが、28日午後3時に、関西電力の運転員がパネルを操作して核分裂反応を抑える制御棒を抜いて、原子炉を起動して再稼働しました。
 そして、29日午前5時半すぎに核分裂反応が連続する「臨界」と呼ばれる状態になったということです。
 関西電力によりますと、午後5時の時点でトラブルは起きていないということです。
 作業が順調に進めば8月2日には発電と送電を開始し、最終的な検査を経て8月28日に営業運転に入る計画です。高浜原発1号機は、運転開始から48年が経過し、国内では廃炉になっていない原発の中で、最も古い原発です。
 運転期間を原則40年に制限する現在の制度のもとで、再稼働したのは美浜原発3号機に次いで、国内では2例目です。
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