[2021_08_09_01]作業員11人死傷事故から17年 関電・美浜原発で「安全の誓い」(ABCニュース2021年8月9日)
 
参照元
作業員11人死傷事故から17年 関電・美浜原発で「安全の誓い」

 6月に3号機が再稼働した関西電力の美浜原発で9日、17年前に起きた配管破裂事故の犠牲者を悼み、関係者らが黙祷しました。
 2004年8月9日、福井県美浜町の美浜原発3号機で、破裂した配管から高温の蒸気が噴き出し、点検中の作業員5人が死亡、6人が重傷を負いました。
 事故が起きた午後3時22分、関西電力の森本孝社長らが慰霊碑の前で、再発防止を誓った「安全の誓い」を述べ、犠牲者に黙祷しました。
 (森本社長)「美浜3号機の40年を超える運転が第一号になりましたので、安全対策も含めてしっかり実績を積み重ねていきたい」。
 美浜3号機は6月、運転開始から40年を超える原発としては国内で初めて、再稼働しました。
 設置が義務づけられている「テロ対策施設」建設のため、10月23日に運転を停止する予定ですが、施設完成後の2022年10月には、美浜原発3号機の運転再開の見通しを、関西電力は明らかにしています。
ABCテレビ
KEY_WORD:MIHAMA_: