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原子力規制委４回目の柏崎刈羽原発視察 テロ対策の改善など確認 運転禁止処分解除は春ごろ判断【新潟】
　原子力規制委員会の委員らが柏崎刈羽原発の現地調査を行い、テロ対策設備の改善状況を確認しました。
　田中知委員と石渡明委員が参加。午前は不審者の侵入を防ぐ認証装置を視察し、屋外では、砂によるアラームの誤作動を防止する措置などを確認しました。午後はセンサーの配備状況について説明を受けました。規制委員会の追加検査で委員が原発に入るのは４回目で、これで５人の委員全員が現地視察を終えました。

　■原子力規制委員会　田中知委員　
　「ハードの改良がどう進んでいるかが確認事項のひとつだった。改善方法が本当に良くなったのかについては、これから見ていかなければならない。別の方法もあるかもしれないので、これで終わりというわけではない」

　■原子力規制委員会　石渡明委員
　「いろいろな機材・部材の腐食などが当然発生する。今回ちょっとそういう点で一部に問題があった」

　事実上の運転禁止処分の解除について、原子力規制委員会は春ごろに決定するとしていて、今回の調査などを元に判断するとみられます。