[2022_10_28_01]柏崎刈羽原発7号機タービン建屋の配管に穴 東電が原因調査(NHK2022年10月28日)
 
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柏崎刈羽原発7号機タービン建屋の配管に穴 東電が原因調査

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所7号機のタービン建屋の配管に直径およそ6センチの穴が見つかり、東京電力が原因を調べています。
 東京電力によりますと今月20日、柏崎刈羽原発7号機のタービン建屋の設備に問題がないか確かめるため、ポンプを動かして金属製の配管に海水を通したところ、直径およそ6センチの穴があり、少量の海水が漏れているのが分かりました。
 この配管は建屋内部の蒸気を冷やすためのもので、定期検査で運転を停止し、その後点検を行った2011年11月以降、使われていませんでした。
 ポンプを動かす前に担当者が配管の状態を見て回った段階では異常は確認されなかったということで、東京電力が原因を調べています。
 これについて柏崎市の桜井市長は27日、コメントを発表し「長期間使用していなかった原発の機器はほかに何千、何万もある。すべてを確認し、安全性を確保してもらいたい。『穴』の発見は象徴的であり、心してもらいたい」としています。
 一方、東京電力は柏崎刈羽原発6号機の施設の地下で鉄筋コンクリート製のくいが損傷していた問題をめぐり、4号機にある同じ施設の地下のくいを調べた結果、幅1ミリ未満のひび割れが見つかったものの耐震性に影響がないことを確認したと発表しました。
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