[2020_06_27_02]東通 再稼働に「全力」 東北電力青森支店 岩渕支店長が抱負(東奥日報2020年6月27日)
 
 東北電力の岩渕伸一・執行役員青森支店長(61)は26日、青森市のアップルパレス青森で就任後初めての定例会見に臨み、来年2月で運転停止10年となる東通原発1号機(東通村)について「最大の課題は早期再稼働。安全審査に全力を挙げて取り組む」と抱負を語った。
 東通1号機は2011年2月に定期検査に入り、直後に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経て、現在まで止まった状態が続いている。審査では断層を巡る議論が長期化しているが、岩渕氏は「評価や調査は一通り済んでいる。規制側に分かりやすく、効率的に説明していきたい」と述べた。審査合格後に行う安全対策工事の「21年度完了」との目標は見直す予定はないとした。
 また、東通2号機の新設については「1号機の再稼働が最優先」としてコメントを控えた。
 岩渕氏は、本店執行役員ビジネスサポート本部資材部長から4月1日付で青森支店長に着任した。4、5月は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会見を行わなかったの (加藤景子)
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