[2023_07_03_01]「原発のリスク、もっと知って」 元作業員が浜松で講演(中日新聞2023年7月3日)
 
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「原発のリスク、もっと知って」 元作業員が浜松で講演

 東京電力福島第一原発事故の収束作業などで被ばくし、白血病を発症後に労災認定を受けた、元作業員のあらかぶさん(48)=ニックネーム=が、浜松市中区の市市民協働センターで講演をした。作業の実態や闘病生活を語り、「原発のリスクについて今でも知らない人は多い。もっと世の中に知ってほしい」と訴えた。
 あらかぶさんは北九州市在住で、二〇一一年十月から福島第二原発で三カ月ほど耐震強化工事などを担当し、福島第一原発や九州電力玄海原発(佐賀県)でも働いた。一四年に急性骨髄性白血病と診断され、一五年に労災認定を受けた。現在は、東電と九電に損害賠償を求めて係争中。
 原発の作業では、放射線を防ぐ鉛入りのベストが不足... (後略)
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