[2023_10_13_06]東電、福島2号機のハッチを開放 溶融核燃料取り出しへ(日経新聞2023年10月13日)
 
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東電、福島2号機のハッチを開放 溶融核燃料取り出しへ

 19:22
 東京電力ホールディングス(HD)は13日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉格納容器の貫通部のハッチを開放した。格納容器内にある溶融核燃料(デブリ)の試験取り出しに使うロボットアームの投入口となる。
 東電によると、遠隔操作でハッチの取っ手にフックをかけて引っ張り、10度開いたことを確認した。同日ハッチの取っ手を切断し、今後、完全に開放する。
 貫通部には堆積物やケーブルがあり、東電は高圧の水で除去する。同社はロボットアームを設置して2023年度後半にデブリを試験的に取り出す方針だ。
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