[2023_09_15_04]処理水放出、6カ所で微量トリチウム 東電「安全に問題ない」(産経新聞2023年9月15日)
 
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処理水放出、6カ所で微量トリチウム 東電「安全に問題ない」

 17:56
 東京電力は15日、福島第1原発の3キロ圏で4日に採取した海水の放射性物質トリチウム濃度を、通常より精度を高めて分析した結果、6カ所で1リットル当たり0・68〜1・1ベクレルを検出したと発表した。東電は「8月24日に始めた処理水海洋放出の影響とみられるが、安全には全く問題ない」としている。
 東電によると過去5年間の第1原発沖での濃度は0・4〜2・8ベクレル。世界保健機関(WHO)の飲料水基準は1万ベクレル。東電は毎日実施している周辺の海水分析に加え、時間がかかる高精度の分析も実施している。
 9月14日に採取した海水の通常精度の分析や、水産庁が同日採取したヒラメ2匹の分析では、いずれも機器で検出できる下限値未満だった。
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