[2022_01_21_02]タンク投機「適切連絡」と防衛相 約1時間、地元「一報は直ちに」(共同通信2022年1月21日)
 
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タンク投機「適切連絡」と防衛相 約1時間、地元「一報は直ちに」

 岸信夫防衛相は21日の閣議後記者会見で、米軍のF16戦闘機が昨年11月、青森県内に燃料タンクを投棄した際、防衛省の情報入手から地元自治体への連絡まで約1時間かかったことについて「適宜、情報収集した上で適切に連絡している」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。地元からは「一報だけでも直ちに入れてほしかった」との指摘が出ている。
 防衛省は約1時間にわたり、情報が止まったのは「米側に必要な確認をしていた」と説明している。こうした経緯に関し、青森県危機管理局の坂本敏昭次長は「1時間後は遅い。県としては一刻も早く事後の対策を打つ必要がある」と苦言を呈した。
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