[2022_01_26_03]相馬市沖のクロソイから基準超える放射線物質 再び出荷停止(NHK2022年1月26日)
 
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相馬市沖のクロソイから基準超える放射線物質 再び出荷停止

 26日、福島県相馬市の沖合でとれたクロソイという魚から、国の基準を超える放射性物質が検出され、福島県漁連は自主的に出荷を停止しました。
 福島県沖のクロソイは12月、国の出荷制限が解除されたばかりでした。
 福島県漁連によりますと、26日相馬市の沖合14キロ、水深40メートルほどの漁場でとれたクロソイから放射性物質が検出され、県の水産資源研究所で詳しく調べたところ、放射性セシウムの濃度が1キロあたり1400ベクレルと国の食品の基準の14倍にあたることが確認されました。
 これを受けて県漁連は、県内で26日水揚げされたクロソイ、およそ50キロをすべて回収した上で、安全性が確認されるまでの間、自主的に出荷を停止することを決めました。
 今後は県が検査結果を国に報告し、国が出荷制限を指示するかどうか検討する見通しです。
 福島県沖でとれたクロソイからは、去年の2月と4月にも国の基準を超える放射性物質が検出されて出荷制限が指示され、12月、解除されたばかりでした。
 現在は福島県沖のすべての魚種で出荷制限が解除されています。
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