[2023_01_13_01]「重く受け止める」東北電力 “顧客情報”不正閲覧〈宮城〉(仙台放送2023年1月13日)
 
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「重く受け止める」東北電力 “顧客情報”不正閲覧〈宮城〉

 東北電力は、子会社の「東北電力ネットワーク」が持つ競合する新電力の顧客情報を、社員が不正に閲覧していたことを明らかにし謝罪しました。
 東北電力によりますと、東北エリアの送配電を担う子会社、「東北電力ネットワーク」を通して、社員などが新電力会社などの顧客情報について、宮城など3つの営業所で閲覧できる状態だったということです。
 こうした情報は、本来、閲覧できない状態とすべきところを、端末の設置場所が共用スペースとなるなど十分な対策が取られておらず、2つの営業所で不正な閲覧が確認されました。
 これは去年12月27日の国の「電力・ガス取引監視委員会」の依頼に基づいた調査で明らかになったということです。

 東北電力リビング営業部 佐藤修一 部長
 「決められたルールに逸脱したことは非常に重く受け止めており、しっかり原因を把握し、今後こうしたことがないよう再発防止につとめる」
 こうした事態を受け、国の監視委員会は東北電力と東北電力ネットワークに対し、1月27日までに電気事業法に基づく報告を求めました。
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