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防衛局が福岡県に“回答控えて” 米軍オスプレイ飛来めぐり【佐賀県】
　18:17
　去年11月に福岡空港にアメリカ軍のオスプレイが飛来した際、九州防衛局が福岡県に対し報道機関からの問い合わせに回答を控えるよう求めていたことがわかりました。
　去年11月、アメリカ軍のオスプレイは東シナ海での訓練に参加中のアメリカの空母に要人を輸送するため、福岡空港に飛来。
　この件について、佐賀県の市民団体が福岡県へ開示請求したところ、飛来の前日に九州防衛局が福岡県に対し報道機関から事前に問い合わせがあった場合、回答を差し控えるよう求めるメールを送っていたことがわかりました。
　福岡県によりますと飛来の前日に報道機関からの問い合わせはなく、当日14日は「九州防衛局より本日米軍オスプレイが飛来するという情報提供を受けた」と回答し、事前連絡があったことには触れなかったということです。
　情報開示請求した市民団体は「“地元に理解を得たい”“真摯に説明する”と言いながら九州防衛局は情報操作をしている。国民の知る権利を尊重しておらずばかにしている」と怒りを露わにしていました。
　一方、佐賀県は「他県と九州防衛局とのことなのでコメントすることはない」としています。