[2025_01_11_04]基準地震動の策定 「できる限り準備」 電源開発社長、大間町に(東奥日報2025年1月11日)
 
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基準地震動の策定 「できる限り準備」 電源開発社長、大間町に

 04:00
 大間町に大間原発を建設している電源開発(Jパワー)の菅野等社長が10日、新年のあいさつのため、町役場を訪れた。菅野社長は取材に「課題である基準地震動の策定を本年度中に固めるため、できる限り準備し審査に臨む」と述べた。
 Jパワーは2024年9月、同年後半を予定していた大間原発の安全強化対策工事の開始時期の延期を発表。着工の前提となるプラント審査開始まで約2年を見込み、審査開始後に、新たな目標を示す認識を示していた。
 野崎(※)尚文町長や町議と非公開で懇談後、報道陣の取材に応じた菅野社長は、原子力規制委員会の審査を進め、工事再開と運転開始に向け全力を挙げてほしい一と町側から要望を受けたと説明。「国のエネルギー基本計画でも原子力の重要性が改めて確認されている。先行審査を分析し、速やかにプラント審査が進むよう対応していきたい」と語った。
 菅野社長は同日、風間浦村と佐井村も訪問した。
     (川越真也)
(※)元の漢字が種依存文字(つくりが”立+可”)のため”崎”に変更した
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