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東北電力新社長に石山副社長
　18:33
　東北電力は、樋口康二郎社長が会長に就任し、後任の新社長に石山一弘副社長が昇格する人事を発表しました。
　石山氏は記者会見で「新しい価値を提供することがわたしの責務だ。失敗を恐れずに挑戦したい」と抱負を述べました。
　東北電力は31日、仙台市内で記者会見を開きことし4月1日付けで樋口社長が代表権を持つ会長に就任し、後任に石山副社長を昇格させる人事を発表しました。

　石山氏は福島県いわき市出身の64歳。
　1985年・昭和60年に東北電力に入社し、企画部長やグループ戦略部門長などを経て、2022年から副社長を務めています。
　石山氏は記者会見で「顧客や地域に新しい価値を提供することが私の責務だ。経済社会全体を取り巻く環境変化が激しく、先行きの不透明さは高まるが、自由な発想と実践を大切に失敗を恐れずに挑戦したい」と抱負を述べました。
　また、中居正広氏と女性とのトラブルをめぐる一連の問題で、フジテレビが制作し、東北地方などの系列局が放送している番組へのコマーシャルの放映を見合わせていることについて、樋口社長は「フジテレビの内部統制、ガバナンスが報道の通りであれば、非常に問題だと認識している。2月以降も休止する考えだが、再開の時期はフジテレビの状況を見ながら判断していきたい」と述べました。