[2025_09_17_01]関電 美浜原発 次世代炉建て替えに向けた調査 11月開始(NHK2025年9月17日)
 
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関電 美浜原発 次世代炉建て替えに向けた調査 11月開始

 20:29
 関西電力は、福井県にある美浜原子力発電所で次世代炉への建て替えに向けた地質などの調査をことし(2025年)11月から始めると発表しました。
 調査はおよそ4年半かけて行い、調査エリアが原発の建設に適しているか確認したうえで、事業の採算性などを踏まえ、建設するかどうかを判断するとしています。

 福井県にある美浜原発では 2015年に1号機と2号機を廃炉にすることが決まっていて、関西電力は後継として、安全性を高めた次世代型の原子炉への建て替えに向け、ことし7月、原発やその周辺で地質などの調査を再開すると発表しました。
 関西電力は17日、調査の詳しい計画を公表し、ことし11月から調査を始めることを明らかにしました。

 調査はおよそ4年半かけて行う予定で、原発の北側と南側のエリアで▼ボーリング調査を行って活断層の有無などを調べたうえで▼さらにエリアを絞り込み、トンネルを掘って地盤の固さなどを詳しく調べるとしています。
 関西電力は▼地質や地盤が原発の建設に適しているかを確認し、▼さらに事業の採算性や▼次世代炉の開発状況などを踏まえて 建設するかどうかを判断するとしています。
 今回の調査は原発の新増設に向けた最初のプロセスで、仮に実現すれば、2011年の東京電力福島第一原発の事故のあと、初めてとなります。
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