[2025_09_20_03]玄海原発上空のドローン騒動「航空機の光をドローンと勘違いした可能性が高い」…佐賀県警が見解(読売新聞2025年9月20日)
 
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玄海原発上空のドローン騒動「航空機の光をドローンと勘違いした可能性が高い」…佐賀県警が見解

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 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)上空でドローンとみられる光を放つ飛行体が確認された問題で、佐賀県警の福田英之本部長は19日の県議会本会議で「航空機の光をドローンと勘違いした可能性が高い」とする見解を明らかにした。

 飛行体は7月26日夜、正門付近にいた警備員が発見し、九電が原子力規制庁に通報。当初、原子力規制委員会は飛行体をドローン3機と発表していたが、「ドローンと思われる三つの光」と訂正していた。
 福田本部長は県議会一般質問で、「光が目撃された時間帯に複数の航空機が周辺を飛行、旋回していた」と説明。光の方向と飛行ルートに矛盾がないことが確認されたという。

 また、光の色について「赤、白、緑で、航空機で用いられている発光パターンと同様だった」として、「現時点では、警備員が航空機の光をドローンと勘違いした可能性が高い」と述べた。その一方で、「ドローンの可能性も完全には排除できない」として、捜査を継続する意向を示した。
 九電は「佐賀県警が捜査しており、コメントする立場にない。引き続き適切に対応していく」としている。
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