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[2025_06_27_03]九州電力 熊本の揚水発電1号機、8月運転再開 12年に1度の修繕(日経新聞2025年6月27日) | ![]() |
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参照元
18:10 九州電力は熊本県八代市の揚水発電所、大平発電所1号機の運転を8月にも再開する。現在、12年に1度の発電電動機の分解修繕を実施しており、10月から2号機でも実施する予定だ。太陽光発電の増加で余剰電力を活用できる揚水発電の需要は伸びており、定期的なメンテナンスで安定運転を維持する。 25日、分解修繕の様子を報道陣に公開した。発電の核となる巨大な回転子(ローター)をクレーンで設置した。発電機は流水や回転によって摩耗するため定期的に修繕する必要がある。大平発電所では12年に1度のペースで分解修繕している。1号機は24年9月末から作業を実施していた。 大平発電所は1975年に運転を開始した、九州で最も古い揚水発電所だ。揚水発電は下部のダムから上部のダムに水をくみ上げ、水を落として発電する。従来は夜間に余る電力を昼間にシフトする目的で使うことが多かった。 再エネが余った時に水をくみ上げ、不足時に発電できるため、需給バランスを保つための蓄電池として揚水発電の重要性は高まっている。大平発電所が揚水する回数は2023年度に561回と10年で4倍超に増えた。揚水する時間帯も太陽光発電の発電が活発な昼間が多い。 |
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KEY_WORD:太陽光-発電_: | ![]() |
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