[2026_01_24_06]前知事セクハラ辞職・福井県知事選「退職金6000万円の返還」「セクハラ根絶」「若さと外の空気でメス入れる」3氏論戦繰り広げ…あす投開票(読売新聞2026年1月24日)
 
参照元
前知事セクハラ辞職・福井県知事選「退職金6000万円の返還」「セクハラ根絶」「若さと外の空気でメス入れる」3氏論戦繰り広げ…あす投開票

 05:00
 県職員へのセクハラ問題で、前知事が辞職したことに伴う福井県知事選は25日、投開票される。無所属で自民党が支持する元副知事の山田賢一氏(67)、共産党公認で党県書記長の金元幸枝氏(67)、無所属で元外務省職員の石田嵩人氏(35)の新人3氏が、北陸新幹線の敦賀以西の延伸といった県政の課題や、セクハラ対策などを巡り、論戦を繰り広げている。

 今回選は、前知事の杉本達治氏(63)が、複数の女性職員にセクハラに当たるメッセージを送ったとして、昨年12月4日に辞職したことで急きょ実施されることになった。

 山田氏は、県議会最大会派・自民党県議会の要請を受け、越前市長を辞して出馬。約40年にわたる豊富な行政・政治経験を踏まえ、県政の課題に即戦力として対応できることを強調する。同党の支持に加え、与野党の県組織、県農政連などの推薦を得て、総力戦の選挙戦を展開。セクハラ問題では、ともに働いてきた職員がいたたまれないとして「根絶」を繰り返した。

 金元氏は、4度目の知事選挑戦。杉本氏のセクハラ問題を徹底的に追及し、支払われた退職金約6000万円の返還などを訴える。「県民の暮らしを守る」として、物価高対策や、医療・介護現場の待遇改善、中小企業の賃上げなどを主張。また北陸新幹線の大阪延伸の凍結、福井アリーナ(仮称)建設計画の見直しなど、杉本氏の主要施策を再検討する考えを示す。

 石田氏は、保守系の福井市議の支援を受け、外務省を退職して立候補し、自民県連の山崎正昭会長も支持する。若さと行動力を前面に打ち出し、連日、SNSへの動画投稿やライブ配信を行い認知度向上を図る「空中戦」を強化。杉本県政の政策を継続するとしながらも、セクハラ問題などに対しては「古い体質に若さと外の空気でメスを入れる」と強調する。

■県議補選も

 同日には、県議会福井市選挙区の補欠選挙(欠員1)も投開票される。元議員1人、新人5人の計6人が街頭や選挙カーで支持を訴えている。
KEY_WORD:中間_貯蔵施設_福井県外_: