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[2025_09_12_06]松戸市、放射性焼却灰処分へ 千葉県内初 本年度から順次(東京新聞2025年9月12日) | ![]() |
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参照元
07:38 千葉県松戸市は、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質に汚染された指定廃棄物について、放射性物質濃度が国の指定基準を下回った焼却灰を本年度から順次、処分すると発表した。汚染された焼却灰を処分するのは県内で初めて。 市は、放射性物質濃度が1キログラムあたり8千ベクレルを超える焼却灰約944トンを、市内のクリーンセンターとクリーンセンター跡地で一時保管している。2025〜27年度の3年間で、約6割にあたる約553トンを処分する計画。本年度は約125トンを処分する予定で、処分にかかる委託料5940万円を補正予算案に計上した。 県内で分散保管されている指定廃棄物は、国が責任を持って処理することが法で定められている。指定廃棄物を1カ所に集約するため、環境省は15年、千葉市の東電千葉火力発電所を候補地に選んだが、同市が受け入れを拒否。10年にわたり各地で“仮置き”状態が続いている。 松戸市廃棄物対策課によると、クリーンセンター周辺の住民からは不安を訴えたり、引き取りを求めたりする声が続いている。焼却灰の放射性物質濃度が下がったことに加え、搬出先との調整が進んだことから処分に踏み切る。 補正予算案の議決後、環境省に指定廃棄物の指定解除を申請、12月ごろから搬出を始めたい考え。(林容史) |
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KEY_WORD:放射性焼却灰-処分_:FUKU1_: | ![]() |
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