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[2025_09_12_03]志賀原発、北陸電策定の地震動 規制委「おおむね妥当」(日経新聞2025年9月12日) | ![]() |
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参照元
19:10 原子力規制委員会は12日、北陸電力の志賀原子力発電所(石川県志賀町)2号機に関する安全審査の会合を開いた。同原発の耐震設計の目安となる「基準地震動」の策定に向けた審査の一つである、地表に断層などの痕跡が見られない「震源を特定しない地震」への対応を議論した。同地震が原発敷地内で発生した場合を想定して北陸電が策定した地震動について、規制委側は一部資料の適正化を求めたが「おおむね妥当」とした。 これまで各地で発生した地震を参考に地震動を検討するにあたり、「全国共通」「地域性」の2つに分けて考慮すべき点を議論した。前者では断層が確認されなかった北海道留萌市での地震と、過去に発生した地表に断層が現れなかった複数地震から規制委が規定した記録を基に、各地震が志賀原発の敷地内で発生した際の地震動を策定した。今回策定した地震動に加え、現在審査中の敷地周辺断層による地震動を含めて基準地震動を検討する。 後者では活断層の形成が未熟で見いだしにくい地域で起きた地震や、火山が近く噴出物に覆われて活断層が消失した地域で起きた地震との比較も実施した。北陸電はどちらの場合も志賀原発の敷地周辺の活断層とは類似性がないことを示し、地震動を検討する必要はないとした。 |
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