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[2025_02_14_03]東電福島第一原発事故から14年、私たちは3.11を忘れない! 3.11東電福島第一原発事故は「放射能毒」だけではない 「テルル」という放射能毒と化学毒の複合汚染だ 3回連続公開講座にご参加を! 藤原寿和(「福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を求める会」共同代表兼事務局長)(たんぽぽ2025年2月14日) | ![]() |
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参照元
04:00 ◎ 私たち「原因裁定を求める会」では、東電福島第一原発爆発事故による被ばくの原因が、放射性ヨウ素やセシウムなどこれまで判明している健康被害の原因物質に加えて、あらたに「テルル」という放射能毒と化学毒を併せ持つ毒性物質による複合的な影響によって、急性原爆症や慢性原爆症などをもたらしているとの確証が得られました。 そこで、14年目を迎える3月10日に、公害紛争処理法に基づいて、国の公害等調整委員会に原因裁定の申し立てを行なうことにしています。 ◎ この根拠となる科学的因果関係については、以下のような「5段階因果関係論」を展開する予定です。 この5段階とは、 まず第1段階として、「原子炉内には核分裂によりテルル同位体と放射性ヨウ素などが同時生成され、原子炉内に堆積し、事故により外部環境に放出されたこと。 第2段階として、これら放射性テルル、放射性ヨウ素が混入した汚染プルームが福島県及び東北関東広域に飛散して高濃度汚染をもたらしたこと。 第3段階として、この汚染プルームは被ばく住民の甲状腺等に到達したこと。 第4段階として、甲状腺等の臓器に到達したテルル同位体の化学毒と放射性ヨウ素等の放射能毒の複合影響により、甲状腺がん等の健康被害が発生したこと。 そして第5段階として、原発事故以前にはなかった健康影響が、事故後に小児甲状腺がんをはじめ成人の様々ながんが増加したこと。 ◎ このことから、原因裁定を求める会では、第一弾の申し立てで、福島や千葉、東京在住の、被ばくを受けて白血病や甲状腺がん、結腸がん、多発性骨髄腫など様々な健康被害を受けている5人の申請人がまずは先行して申し立てを行なうことになりました。 この後に続く第二弾、第三弾の申し立てを行なっていきたいと思います。 最後に、311子ども甲状腺がん裁判と連携した、東電及び国との闘いとともに、原発再稼働、新炉建設の動きをストップする連帯した闘いを行なってまいりたいと思います。 詳しくは、たんぽぽ舎の3回にわたる公開講座にご参集いただきます よう、よろしくお願いします! 【第1回】は、明後日の2月15日(土)です。 ≪東電福島第一原発事故健康被害の因果関係論を世に問う!≫ 【第1回】2月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分) 講 師:藤原寿和(福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を 求める会共同代表&事務局長) 参加費(資料代含む):900円(学生500円) 【第2回】3月15日(土)14時〜16時30分(開場13時30分) 講 師:山田國廣(京都精華大学名誉教授、環境学) 参加費(資料代含む):900円(学生500円) 【第3回】4月19日(土)14時〜16時30分(開場13時30分) 講 師:藤原寿和&山田國廣対談 参加費(資料代含む):1000円(学生500円) |
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