[2025_02_12_06]東海第二発電所 中央制御室内制御盤における火災の発生について(関係自治体への安全協定等に基づく発生報告書の提出)(日本原電2025年2月12日)
 
参照元
東海第二発電所 中央制御室内制御盤における火災の発生について(関係自治体への安全協定等に基づく発生報告書の提出)

 04:00
 2月4日、東海第二発電所(※1)中央制御室内の制御盤より現場の弁の作動試験を行っていたところ、制御盤より炎(こぶし大)及び煙を確認したことから、二酸化炭素消火器により初期消火を実施し、公設消防に通報しました。
 その後、本事象について、公設消防が現場を確認した結果、14時55分に火災と判断されました。
 なお、本事象による放射性物質の漏えいはなく、環境への影響はありません。また、人の汚染や被ばくもありませんでした。
※1:沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット。第25回定期事業者検査中。
(2025年2月4日お知らせ済み)

 当社は本日、本事象について、安全協定等に基づく事故・故障等発生報告書を関係自治体に提出しました。現時点では、本事象が発生した直接の原因は、当該制御盤での作動試験において、ヒューズを大容量のものに交換したこと及び電流を流した状態が継続したことにより抵抗器に発熱が生じ、火災に至ったものと推定しています。
 当社は、本事象を重く受け止め、徹底的な原因究明を行うための体制を構築し、改めて安全最優先の観点から再発防止の徹底を図ります。
 また、具体的な原因対策及び再発防止策は、纏まり次第お知らせいたします。

以 上

◆参考資料
東海第二発電所 中央制御室内制御盤における火災の発生について
KEY_WORD:東海第2-中央制御室-出火_:TOUKAI_GEN2_: