[2024_07_05_04]志賀原発2号機のタービン・発電機損傷 能登半島地震で接触痕(北日本新聞2024年7月5日)
 
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志賀原発2号機のタービン・発電機損傷 能登半島地震で接触痕

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 北陸電力は4日、能登半島地震で被災した志賀原発2号機(石川県志賀町、停止中)の低圧タービン2機と発電機に、揺れを原因とした損傷が見つかったと発表した。2024年度上期内に発電機とタービンの確認を終え、補修する予定。
 同社は3月から発電機とタービンの検査を順次開始。1機の高圧タービンと3機の低圧タービンのうち、4月に高圧、低圧それぞれ1機に羽根の接触痕を確認。今回の検査で、残りの低圧2機でも接触痕が見つかった。タービンの羽根にはいずれも変形や割れといった大きな損傷はない。
 また1、2号機のタービン建屋、海水熱交換器の建屋で耐震健全性に問題がないことを確認した。
 能登半島地震に関する情報発信体制の問題点と対策も発表。誤った報告や訂正が相次いだことを受け、再発防止策として、情報を文字化して連携・共有することの重要性を原子力部門内に周知徹底する。
KEY_WORD:能登2024-志賀原発-発電機およびスラスト軸受等に損傷_:NOTOHANTO-2024_:SIKA_: