[2024_06_06_03]使用済み核燃料の中間貯蔵施設 青森県原子力政策懇話会が安全対策など確認 むつ市(青森放送2024年6月6日)
 
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使用済み核燃料の中間貯蔵施設 青森県原子力政策懇話会が安全対策など確認 むつ市

 18:18
 安全協定案の議論が行われている使用済み核燃料の中間貯蔵施設を県の原子力政策懇話会が視察し、安全対策の状況などを確認しました。
 むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を訪れた原子力政策懇話会の委員10人は、事業者のリサイクル燃料貯蔵から使用済み核燃料を密閉する金属キャスクを受け入れる際には防火シャッターを閉めることなど安全対策の説明を受けました。リサイクル燃料貯蔵はことし7月から9月の事業開始を見込んでいますが、県とむつ市との3者で安全協定を結ぶことが前提です。委員からは協定案で明記された「50年間」の貯蔵期間について、安全性の確保が課題という声があがっていました。

 ★県原子力政策懇話会 佐藤正知 座長代理

 「50年という間にきっちりと管理された状態で安全性を確保していくことが課題 人材をきちっと育成して、そういう仕組みをつくっていくということが求められると思います」
 県原子力政策懇話会は今月17日に国や県、事業者と安全協定案について意見を交わします。
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