[2024_05_31_04]東通原発の設備審査、25年秋に再開 東北電が規制委に要望 準備に1年半程度必要(産経新聞2024年5月31日)
 
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東通原発の設備審査、25年秋に再開 東北電が規制委に要望 準備に1年半程度必要

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 原子力規制委員会は31日、東北電力が再稼働を目指している東通原発1号機(青森県)の審査会合を開いた。東北電は設備面や事故対策の審査の準備に1年半程度かかるため、2025年10月ごろの再開を要望した。規制委側は「時間がかかるということは理解した。準備を進めてほしい」と受け入れた。
 東北電は14年6月に審査申請し、今年3月までに地震と津波の想定が、おおむね了承された。いずれも申請時の想定を上回ったため、設備への影響や事故対策を再検討する必要があるとしている。
 東北電は24年度内に追加の安全対策工事を完了する予定だったが、4月に延期を発表。会合後に取材に応じた東北電の担当者は、工事の完了や再稼働の時期について「審査を受けて、見通しを得ながら着実に示したい」と述べた。
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