[2024_05_15_02]むつ・中問貯蔵施設 「一度立ち止まって」 共産、市に申し入れ(東奥日報2024年5月15日)
 
参照元
むつ・中問貯蔵施設 「一度立ち止まって」 共産、市に申し入れ

 04:00
 共産党下北地区委員会と同党むつ市議団は14日、使用済み核燃料中間貯蔵施設(同市)に関する山本知也市長の見解を問う申し入れ書を市に提出した。
 施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)は、使用済み核燃料を入れた貯蔵容器1基を東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から搬入し、7〜9月に操業開始する計画を示している。
 申し入れ書には@六ヶ所再処理工場の完成前に使用済み核燃料を搬入すべきではないA住民投票を実施する考えはないかーなど9項目の質問を明記。市役所を訪れた工藤祥子地区委員長と佐藤武市議団長らは、核燃料サイクル政策が「行き詰まっている」とし、「最終処分地にならないという根拠がない」「一度立ち止まり、施設が必要か考えるべきだ」と主張した。
 市の畑山勝利危機管理監は「後日文書で回答する」と述べた。 (熊谷慎吾)
KEY_WORD:MUTSU_RECYCLE_:KASHIWA_:ROKKA_:最終処分場_: