[2024_02_10_54]2024能登半島地震の実態_変圧器のオイル漏れ_山崎久隆_P26(たんぽぽ2024年2月10日)
 
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2024能登半島地震の実態_変圧器のオイル漏れ_山崎久隆_P26

 14:26
[ 動画先頭:0:58:05〜 ]
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 最大の問題は、変圧器のオイルもれですね。この写真は変圧器の真下の部分です。これは全部オイルです。油だからすぐ燃えるかというと、さすがに難燃性の油を使ってますから、簡単には着火しないんですけど、それでも230℃くらいで燃えるそうです。この変圧器は当然原発としては動いていませんので、大量の電力が流れているわけではないので、通常の先ほど見ていたようなポンプ類や、あの建屋の中で使っている照明類とか、そういった少量の電力しか流れていませんから、まあ、冷たい状態のままだったと思いますけれど、しかし、そこで漏れているこの絶縁油というのは運転中ならば高温になります。
 運転中ならば高温になります。もし大きな揺れに襲われて、スパークすなわちアーク放電のような、高温の温度になる放電火災が発生したら、着火します。
 それは現実に起きたのは柏崎刈羽3号機ですね。あれが黒煙上げて燃える写真というのをよく見ると思うのですけど。この絶縁油が引火して燃えます。その時の絶縁油と今の絶縁油、柏崎ではなくて志賀で使っている絶縁油と同じかどうかわかりませんけれども、当時だって、燃えない油が燃えたって言われたんですけど、同じようなものです。
 絶縁油として詰め込まれている油が漏洩して火を噴く。


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