[2024_02_10_05]2024能登半島地震の実態_志賀原発の避難道路、過半が寸断 能登地震で7路線、実効性揺らぐ(中国新聞)_山崎久隆_P75(たんぽぽ2024年2月10日)
 
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2024能登半島地震の実態_志賀原発の避難道路、過半が寸断 能登地震で7路線、実効性揺らぐ(中国新聞)_山崎久隆_P75

 14:75
[ 動画先頭:1:38:45〜 ]
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 中国新聞の新聞記事です。これは共同通信の配信記事です。
 志賀原発の避難道路、過半が寸断 能登地震で7路線、実効性ゆらぐ、ということで、避難計画自体が絵に描いた餅だということを報道しています。このこともやはり大きな問題です。
 日本の原発は、半島の真ん中とか先端にあるのが結構多いですね。
 女川原発もそうですし、それから泊原発は積丹半島の付け根付近です。それから若狭湾にある原発は、大飯も高浜も、それから美浜も全部半島にあります。それからずっと南に下がって、玄海原発は半島の付け根付きになるんです。川内原発も付け根。
 それから一番ひどいのが、伊方原発。佐多岬半島という非常に細い半島の真ん中ぐらいに建っている。その半島のすぐ真上に県道が一本だけあって、もしも現在が事故を起こせば、自動的に使えなくなることが分かっているので、この半島の先端部分の人たちはどうやって逃げるんですか。船に乗って逃げるそうです。
 地震だ津波だって言ってる時に、船で避難が機能するわけがないです。ちなみに警報が出ている時に、船を出せますか、その時、放射能拡散していたら皆さん国内退避しか方法がないんだけど
 伊方原発というのは中央構造線上に立っていますので、中央構造線が動くような地震だったら、屋内退避どころか家が倒壊しているかもしれないです。能登半島地震と同じです。
 中央構造線が活動して、伊方原発が破壊される事態になった時に、佐多岬半島全域の家屋がほとんど倒壊、または密封不可能な状態にまで破損していると考えなければなりませんので、屋内回避は成立しません。
 直ちに避難といっても津波警報出てますから、船なんかだせません。津波が実際に発生すれば、船は全部流される。そういう状況の中で、一体どうやって逃げるのか問題は、能登半島以上に深刻なのが、おそらく伊方原発でしょう。
 そういうことを全国の原発の住民や反対運動している人たちは今再び見返して、原発と地震と津波の関係を洗い出して、どういうふうに対応していくのか考えなければいけない。そういう状況に来ていると思います。
 話はここで一通り用意したものは終わりになります。



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