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再処理工場の認可 「厳正審査」 青森で原子力政策懇
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　県は6日、県内の団体代表や大学教授らでつくる県原子力政策懇話会の会合を青森市のホテル青森で開いた。日本原燃再処理工場（六ケ所村）の認可審査が長期化しているとの指摘に対し、審査を行う原子力規制庁の担当者が「審査を厳正に行っている」などと答えた。
　懇話会には委員約20人のほか、規制庁や県内に原子力施設を立地する事業者の代表者も出席した。倉橋純造委員（県商工会議所連合会会長）は「規制庁が慎重に（再処理工場の）審査をしている姿は県民にとって安心だが、いつまでも続くのはエネルギー安定供給の点から問題はないのか」と疑問を呈した。
　同庁の服部弘美・地域原子力規制総括調整官（青森担当）は耐震審査などに時間を要しているとし「審査会合における合意事項をその都度文書で整理するなど、審査を厳正に行うための工夫をしている」と説明した。
　このほか、委員からは再処理工場の完成目標の延期が操り返される理由を尋ねる質問が上がった。
（永野悠太）