[2024_01_25_47]余震の問題_能登半島地震_石橋克彦_講演資料_P36(もっかい事故調_原子力資料情報室2024年1月25日) |
参照元
04:36 余震の問題 2006年 原子力安全委員会「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」改訂 基準地震動 Ss 原子力規制委員会「新規制基準」は基本的にこれを踏襲 2013年原子力規制委員会規則第5号(設置許可基準規則) 耐震重要施設は,Ss による地震力に対して安全機能が損なわれるおそれがないこと 『設置許可基準規則の解釈』別記2によれば,基準地震動= 最新の科学的・技術的知見を踏まえ,敷地及び敷地周辺の地質・地質構造,地盤構造並びに地震活動性等の地震学及び地震工学的見地から想定することが適切なものとして策定する地震動 内陸地殻内大地震は必ず余震を伴う 場合によっては,場所によっては,大余震の揺れが本震に匹敵 本震の地震動がSs に達し,多くの設備・機器が塑性領域に入り, 強度が低下したところを再びSs が襲うことも考慮すべき 演者は,2001〜06年の耐震指針改訂の議論の場で,大余震を考慮すべきことを度々主張したが,容れられなかった. 新規制基準でも余震は考慮されていない. 2007年新潟県中越沖地震も,1Fも,幸運すぎた.Cf. 2011.4.7, M7.2 2023.6.10京都で映写 |
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