[2023_12_28_01]送排風機停止 本来と異なる電源切る 原燃発表(読売新聞2023年12月28日)
 
参照元
送排風機停止 本来と異なる電源切る 原燃発表

 05:00
 日本原燃は27日、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(六ヶ所村)で10月、「送排風機」が約1時間20分停止した問題で、作業計画の不備により、本来とは異なる電源を切ったことが原因だったと発表した。
 発表によると、送排風機は施設内の放射性物質が外に漏れ出さないように内部の気圧を低く保つための装置。当時、センター内の監視制御盤の更新作業が行われていたが、誤った作業計画に基づき、本来の制御盤の中央演算処理装置(CPU)の電源ではなく制御盤全体の電源を落とし、送排風機が停止した。停止中もガラス固化体を入れる収納管内の気圧は低く保たれており、放射性物質の外部への漏えいはなかったという。
 同社は、部署間の情報共有不足があったとして、マニュアルの運用を強化する再発防止策を公表した。
KEY_WORD:ROK_HIGH_: