[2023_12_23_03]東海原発、廃炉完了は5年先の「2035年度」に 延期は4回目…当初は「2017年度」だった(東京新聞2023年12月23日)
 
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東海原発、廃炉完了は5年先の「2035年度」に 延期は4回目…当初は「2017年度」だった

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 日本原子力発電は、東海原発(茨城県東海村)の廃炉作業の完了予定時期を、これまでの2030年度から35年度に5年間延長すると決めた。延長は19年に続いて4回目。原電は21日、原子力規制委員会に廃止措置計画の変更届を提出した。
 原電によると、当初の計画では、24年度から原子炉領域の解体撤去工事を予定していた。しかし、この工程で発生する放射性廃棄物を収める容器の仕様決定に時間を要しているため、開始時期を5年延期することとした。
 東海原発は1966年に営業運転を始めた日本初の商用原発で、98年まで運転していた。東海第2原発と同じ敷地内にある。廃炉作業は2001年に着手し、当初は17年度の完了予定だった。(長崎高大)
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