[2023_10_13_04]文献調査の評価方法策定=「核のごみ」最終処分―経産省(時事通信2023年10月13日)
 
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文献調査の評価方法策定=「核のごみ」最終処分―経産省

 20:03
 経済産業省は13日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を選定するための「文献調査」について、評価の考え方をまとめた。活断層や火山などの項目ごとに評価基準を設け、避けるべき地点を明確化。選定の第2段階「概要調査」の候補地検討に活用する。
 同日の総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の小委員会に案を示した。
 最終処分場として避けるべき地点として、後期更新世(約12万〜13万年前)以降の活動が否定できない活断層の断層面や、約258万年前までに活動した火山の15キロ以内などを提示。景観や環境の保護を考慮する方針も示した。
 文献調査は、北海道の寿都町と神恵内村で開始してから約3年が経過した。調査を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は、評価の考え方に基づいて2町村の調査報告書をまとめる。 
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_:神恵内村_文献調査_: