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電力5社カルテルで業務改善命令へ 電事連池辺会長が陳謝
　自由競争を妨げるカルテルを結んでいたとして、経済産業省が関西電力や九州電力など5社に業務改善命令を出す方針を決めたことについて、電力会社の業界団体の会長が「カルテルを疑われた件については非常に反省している」と陳謝しました。
　事業者向けの電力について、▼「関西電力」▼「中部電力ミライズ」▼「中国電力」▼「九州電力」▼「九電みらいエナジー」の5社などが、互いの営業エリアで販売しないように申し合わせるカルテルを結んでいたとして、経済産業省はきょうにも各社に業務改善命令を出す方針です。
　電気事業連合会 池辺和弘会長
　「カルテルを疑われた件については、非常に反省している」
　電気事業連合会の会長で、「九州電力」の池辺社長は定例の会見でこのように述べ、▼マニュアルの整備や▼研修教育の強化など「再発防止策に取り組むことが大事だ」説明しました。電力業界をめぐっては、関西電力や九州電力など5社がライバルの新電力の顧客情報を不正に閲覧していた問題でも、業務改善命令が出されたばかりです。