[2023_06_29_05]「中間貯蔵スタンス変えず」 青森・宮下新知事が初登庁(日経新聞2023年6月29日)
 
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「中間貯蔵スタンス変えず」 青森・宮下新知事が初登庁

 青森県知事選で初当選した宮下宗一郎新知事が29日に初登庁し、就任会見を開いた。「県民目線で大胆、大規模な組織・機構改革を県職員とともに進めていきたい」と抱負を語った。まずは公約で掲げた物価・燃料費・電気代高騰の対策本部を7月中に立ち上げ、少子化対策で設置する「青森こども未来県民会議」についても同月から人選する方針を示した。
 原子力関連施設が集まる青森県では、歴代知事が青森を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしないという確認を国としている。宮下知事は「しっかり踏襲していく」と語った。
 また、むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を電力各社で共同利用する構想について、電気事業連合会会長が16日に検討に着手させてほしいとする意向を示したことに対しては、「(前むつ市長時代に反対したのと)同じスタンスで臨む」と語った。
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