[2023_05_24_03]浮体式原発開発に100億円出資 尾道造船などが英新興企業へ(河北新報2023年5月24日)
 
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浮体式原発開発に100億円出資 尾道造船などが英新興企業へ

 尾道造船や今治造船など日本企業十数社が、海に浮かぶ浮体式原子力発電所の開発プロジェクトに参画するため、英新興企業に約100億円を出資したことが24日、分かった。浮体式原発は洋上にあるため地震や津波の影響を受けにくいとされ、陸上の原発より建設コストも下げられる。海外で実績を積み、商用化を目指す。
 日本企業が出資するのは、2018年設立のコアパワー。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏らが設立した、米企業テラパワーなどと共同で浮体式原発を開発している。
 コアパワーの浮体式原発は、塩を液体にしウランを溶け込ませる。溶けたウランが核分裂した際の熱エネルギーでタービンを回す仕組みだ。
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