[2023_05_13_05]IAEA「国民の信頼醸成を」 福島原発事故、除染土再利用で(東京新聞2023年5月13日)
 
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IAEA「国民の信頼醸成を」 福島原発事故、除染土再利用で

 国際原子力機関(IAEA)は12日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で出た土の再利用について東京都内で記者会見し、原子力安全局のアナ・クラーク廃棄物・環境安全課長は「どのように国民の信頼を醸成していくかが課題だ」と指摘した。
 IAEAは環境省の要請を受け、除染土を再利用する同省の計画を評価・助言する専門家会合を開催。米国、英国、ベルギー、日本の専門家とIAEA職員の計9人が参加し、福島県内の実証事業の現場や中間貯蔵施設を視察したほか、地元住民と意見交換した。
 クラーク氏は「実証事業は、安全性を目に見える形で示すことができるという意味で非常にいい」と評価した。
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