[2023_04_26_04]六ケ所村の再処理工場 着工から30年 いまだ完成に至らず(青森朝日放送2023年4月26日)
 
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六ケ所村の再処理工場 着工から30年 いまだ完成に至らず

 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場についてです。着工から30年、いまだ完成に至っていないことについて、日本原燃の増田尚宏社長は、「まずは地元の方におわびしたい」と述べました。
 再処理工場は1993年4月に着工し、28日で着工から30年を迎えます。完成時期については、これまで26回にわたり延期を繰り返し、いまだ完成には至っていません。
 26日の会見で日本原燃の増田社長は「30年経っても完成していない工場は、通常ではあり得ない」という認識を示し、次のように述べました。
 【日本原燃 増田尚宏社長】「こういった形でも存在を許されているということがあるわけですから、その期待に応えられるようにしなければいけないと思っています。その辺を30年を迎えた会社として、社内にももう一度徹底しながらやっていきたいと思います」
 日本原燃は、再処理工場の完成時期を「2024年度上期のできるだけ早期」としています。
 一方、六ケ所村のウラン濃縮工場については事業者による検査に時間がかかっているとして、増田社長は5月としていた生産運転の再開時期が多少遅れる可能性があるという見解を示しました。
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