[2023_04_21_04]原燃再処理量 25年度70トンに 使用計画変更(東奥日報2023年4月21日)
 
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原燃再処理量 25年度70トンに 使用計画変更

 日本原燃は20日、六ヶ所再処理工場(六ヶ所村)で2025年度に再処理する量を「70トン」とした使用計画を原子力規制委員会に届け出た。1月時点では「未定」としたが、使用済燃料再処理機構(青森市)が国から認可を受けた実施中期計画に基づき、変更した。
 原燃は22年末、同工場の完工時期を「24年度上期のできるだけ早期」へ延期。1月に提出した新たな使用計画で「未定」とした25年度の項目のうち、再処理量を70トン、MOX(プルトニウム・ウラン混合機化物)粉末の生産量を1667キロ、ウラン製品の生産量を100トンに修正した。
 国は3月、再処理事業の実施主体である同機構の実施中期計画を認可。同計画によると、25年度に使用済み核燃料70トンを再処理し、プルトニウム0・6トンを回収する。(佐々木大輔)
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