[2023_04_10_05]伊方原発燃料棒2本に穴、摩耗か 昨年3月のヨウ素漏れ(共同通信2023年4月10日)
 
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伊方原発燃料棒2本に穴、摩耗か 昨年3月のヨウ素漏れ

 四国電力と愛媛県は10日、昨年3月に確認された伊方原発3号機(同県伊方町)の放射性ヨウ素濃度上昇について調査した結果、燃料棒2本に微小な穴を見つけたと発表した。今後は同じ構造の燃料は使わず、対策を施したものを使う。
 四国電によると、燃料棒は燃料を被覆管で覆った構造で、この被覆管に穴が見つかった。燃料棒は複数本を束ねて燃料集合体にして発電に利用するが、燃料棒を支える部品との間で摩擦が生じたのが原因とみられる。
 3号機は2月23日に定期検査入り。全ての燃料集合体を取り出して原因を調べていた。伊方3号機は5月25日に送電を再開、6月19日に検査を終える予定。
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