[2023_03_21_01]六ヶ所村の「ウラン濃縮工場」配管から軽油漏れ (NHK2023年3月21日) |
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原子力発電所で使う核燃料の製造に必要な濃縮ウランを製造する六ヶ所村の工場でタンクと非常用発電機などをつなぐ配管から燃料の軽油が漏れているのが見つかりました。事業者の日本原燃が原因を詳しく調べていますが環境などへの影響はないということです。 六ヶ所村にある「ウラン濃縮工場」は、原発で使う核燃料に必要な濃縮ウランを製造する国内唯一の商業施設で、現在は、安全対策工事などを行うため運転を停止しています。 日本原燃によりますと20日夜9時ごろ、工場にあるタンクと非常用発電機などをつなぐ2本の配管のうち1本から燃料の軽油が漏れているのを巡回中の警備員が発見しました。 軽油はおよそ4時間にわたってあわせて250ミリリットル漏れたとみられますが、配管の下にあるコンクリート製のせきにたまっていたということです。 日本原燃によりますと軽油はすでに吸着マットで回収され、環境への影響はないということです。 このタンクや配管は30年あまり使用されていますが、去年10月に点検した際には問題はなかったということで、日本原燃が詳しい原因を調べています。 日本原燃の担当者は、「原因調査の結果などを踏まえて、しっかりと対策を講じ、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。 |
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