[2023_03_07_10]高浜原発4号機の原子炉自動停止 「電気ケーブルの接触不良による制御棒の落下」が原因か 関西電力(ABCニュース2023年3月7日)
 
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高浜原発4号機の原子炉自動停止 「電気ケーブルの接触不良による制御棒の落下」が原因か 関西電力

 1月に福井県の高浜原発4号機の原子炉が自動停止した問題で、関西電力は「電気ケーブルの接触不良」が原因とみられると発表しました。
 関西電力によりますと、接触不良のために核分裂を抑える制御棒48本のうち1本が原子炉内に落ちたことが原子炉自動停止の原因だと推定されるということです。
 関西電力は電気ケーブルの一部に他のケーブルが覆い被さっていたため、その重みで接触不良が発生したとみていて、1985年の建設当時から同様の状態だったとみられるとしています。
 関西電力は対策として、高浜原発4号機のケーブルを予備のものにつなぎ替えるとともに、ケーブルの保守点検などの注意事項を社内マニュアルにまとめる方針です。
 関西電力によりますと、高浜原発4号機の運転再開については7日に国に調査報告書を提出したばかりなので、めどは立っていないということです。
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