[2023_02_21_04]福島第一原発デブリ取り出し 廃棄物は30万立方メートルと試算(福島中央テレビ2023年2月21日)
 
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福島第一原発デブリ取り出し 廃棄物は30万立方メートルと試算

 東京電力は、福島第一原発の燃料デブリ取り出しに向けた準備工事で発生する廃棄物の量が30万立方メートルに上るとする試算を発表しました。
 福島第一原発の廃炉について、東京電力は毎年今後10年で発生する廃棄物の量を試算し設備計画への影響を調べていて、最新の予測では2034年3月までに全体で80.5万立方メートルの廃棄物が発生する見通しです。
 これとは別に、原子炉で今後進められる燃料デブリ取り出しに向けた準備工事で発生する廃棄物を試算したところ、その量は取り出し工法などによらず少なくともおよそ30万立方メートルに上ることが新たにわかりました。
 東京電力は廃棄物が発生する時期は不透明としつつも、減容化を見込んだ廃棄物の発生量を今後精査し、必要となる貯蔵庫の保管容量などを試算していくとしています。
 また処理水を保管するタンクについては、約15万立米の廃棄物が発生するとの試算も合わせて公表されています。
 福島中央テレビ
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