[2022_12_05_02]福島第一原発1号機 格納容器の内部調査6日から再開(NHK2022年12月5日)
 
参照元
福島第一原発1号機 格納容器の内部調査6日から再開

 東京電力は、福島第一原子力発電所1号機の格納容器の内部調査を6日から再開します。1号機の内部調査はおよそ5か月ぶりで、4種類のロボットを投入し、引き続き、溶け落ちた燃料デブリの位置の特定を試みます。
 東京電力は、ことし2月、1号機に3種類のロボットを投入し、「燃料デブリ」の可能性が高い堆積物の厚さを測定し、堆積物に傾斜や空洞があることなどを確認しました。
 東京電力は、これに続く後半の調査をおよそ5か月ぶりに6日から実施することを明らかにしました。
 調査は4日間かけて行われ、4種類の水中ロボットを投入し、堆積物にセンサーを近づけて放射性物質の種類やデブリが含まれる量を調べ、堆積物の表面からサンプルを採取するほか、堆積物の分布を3Dマッピングの技術で把握します。
 さらに、これまで調査が及んでいなかった、格納容器を支える「ペデスタル」とよばれるコンクリート製の土台の内部にカメラを投入して撮影し、デブリの位置の特定を試みることにしています。
KEY_WORD:FUKU1_: