[2022_11_26_03]病院で被ばくした負傷者の受け入れ訓練 浜岡原発の労災事故を想定 静岡・磐田市(テレビ静岡2022年11月26日)
 
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病院で被ばくした負傷者の受け入れ訓練 浜岡原発の労災事故を想定 静岡・磐田市

 中部電力・浜岡原子力発電所で放射線の被ばくを伴う労災事故が発生した場合に備え、静岡県磐田市の病院で26日、患者の受け入れ訓練が行われました。
 訓練は、浜岡原発の放射線管理区域内で被ばくを伴う負傷者が発生したという想定で行われ、磐田市立総合病院や中部電力の職員などが参加しました。
 26日はまず、防護服を着た医師や看護師が患者の放射線量を測定し、汚染が確認されると洗浄をして除染措置を行っていきました。
 その後正常の数値に戻ったことを確認すると、レントゲンでケガの検査を行い、救急外来へ引き渡すまでの手順を確認していきました。

 磐田市立総合病院 放射線治療科 今井美智子部長
 「患者を出す側と運ぶ側、受け取る側の3者で協議をして、よりスムーズに良い医療が提供できるように変えていきたい」
 病院は、知識や技術が途切れることのないよう、こうした訓練を継続的に行っていきたいとしています。
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