[2022_10_27_01]柏崎刈羽原発7号機 蒸気冷やす配管に穴「11年間動かしていなかった設備」(新潟放送2022年10月27日)
 
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柏崎刈羽原発7号機 蒸気冷やす配管に穴「11年間動かしていなかった設備」

 東京電力は、再稼働を目指す柏崎刈羽原発の7号機で、蒸気を冷やすために使う配管に直径6センチの穴が開いていたことを明らかにしました。

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 東京電力によりますと、穴が空いていたのは柏崎刈羽原発の7号機のタービン建屋で使った海水を海に放水するための配管です。
 20日に点検を行っていたところ、直径6センチの穴が開き、海水が漏れ出ていることが確認されたということです。
 タービン建屋では蒸気を冷やすために海水を使いますが、この配管は使い終わった海水を海に戻すためのものです。
 この設備は2011年12月に行った確認運転を最後に11年近く動かしていませんでした。
 【柏崎刈羽原発 稲垣武之所長】「今後、円形状のこの欠損が発生した原因について調査を行い、しっかりと補修をしてまいります」
 この問題について柏崎市の桜井雅浩市長は「他にも長期間使用せず、点検していなかった箇所や機器はあるはずである」と指摘。
 「全てにおいて確認し、安全性を確保してほしい」とコメントを発表しました。
 東電は引き続き設備を確認し、必要に応じて修繕を行うとしています。
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