[2022_10_14_03]「県民をないがしろにする行為」川内原発の運転延長申請に市民団体が九電へ抗議(鹿児島テレビ2022年10月14日)
 
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「県民をないがしろにする行為」川内原発の運転延長申請に市民団体が九電へ抗議

 九州電力が川内原発の運転期間の延長を申請したことを受けて、反原発の市民団体が14日、申請の撤回を求める抗議文を九州電力へ提出しました。
 抗議活動を行ったのは「ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会」です。
 川内原発は1号機が2024年7月に、2号機が2025年11月に40年の運転期限を迎えますが、九州電力は今月12日、「異常は認められなかった」とする特別点検の結果を添えた上で、運転期間を20年延長するために必要な申請書を原子力規制委員会に提出しています。
 市民団体は、特別点検の結果について、県の専門委員会で検討が進められる中での申請は「県民をないがしろにする行為」であるなどとして、申請の撤回を求める抗議文を九州電力へ提出しました。
 これに対し九州電力の担当者は延長申請の必要性について、改めて説明しました。
 九州電力鹿児島支店 立地コミュニケーション第1グループ 田中謙一グループ長
 「電力の安定供給を図らないといけないことと、カーボンニュートラルを実現するためには再生可能エネルギーは当然だが、原子力についても安全を大前提に必要と考えている」

 ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会 向原祥隆共同代表
 「古くなればなるほど危険性は増す。つまり大事故につながる可能性がある。そんな大きなリスクを県民に与えて、稼働ということはありえない」
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