[2022_09_22_04]高浜原発 運転期間延長へ向け「特別点検」へ 3年後には運転開始から40年(関西テレビ2022年9月22日)
 
参照元
高浜原発 運転期間延長へ向け「特別点検」へ 3年後には運転開始から40年

 関西電力は22日、運転開始から37年が経つ高浜原子力発電所の3号機と4号機について、40年以降の運転延長を見据えた特別点検を始めたと明らかにしました。
 福井県高浜町にある高浜原子力発電所の3号機と4号機は、1985年に運転を開始し、今年で37年が経ちます。現在、原発は安全性の観点などから運転期間は原則40年までとされ、国の認可を受けた場合に限って、40年からさらに20年間の運転延長ができます。
 高浜原発の3号機と4号機は、3年後に運転開始から40年を迎えるため、関西電力では、40年以降の運転を見据えて、国へ延長を申請する際に必要な特別点検を、22日から始めました。
 特別点検では、原子炉容器や格納容器の劣化などを確認するほか、運転開始から35年以降に採取したデータをもとに延長認可を申請するかを判断します。
 関西電力の森望社長は、「地元住民の同意を得たうえで、特別点検で問題が無ければ総合的に判断したうえで、延長認可を申請する」と話しました。
 延長認可申請の期限は、高浜原発3号機が2024年1月、4号機は2024年6月となっています。
KEY_WORD:TAKAHAMA_: