[2022_09_19_06]ホテル入る建物揺れ宿泊客が一時退避 原因は制振装置誤作動か(NHK2022年9月19日)
 
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ホテル入る建物揺れ宿泊客が一時退避 原因は制振装置誤作動か

 18日夜遅く、仙台市中心部にあるホテルなどが入る建物が音を上げて揺れ出し、宿泊客400人近くが一時、建物の外に退避しました。
ホテルによりますと建物に備えられている制振装置の誤作動が原因とみられるということで、その後、揺れはおさまり、宿泊客もホテルに戻りました。
 18日夜11時半ごろ、仙台市の中心部、青葉区本町の「三井ガーデンホテル仙台」の宿泊客から、「建物から変な音がする」と消防に通報があり、警察と消防がかけつけたところ、建物全体が揺れているのが確認されました。
警察によりますと、当時、ホテルには宿泊客およそ380人がいて、安全のため、全員、建物の外に退避しました。
 また消防によりますとこの際、1人が転んでけがをしたということです。
 建物は建てられて13年たつ18階建てで、ホテルのほかオフィスなども入っています。
 宿泊していた女性は「グラグラと揺れたり、ギシギシという音がしました。『安全のために降りてください』とアナウンスされ下に降りたのですが急なことなので驚きました」と話していました。
 建物を管理する会社によりますと揺れの原因は建物に備えられている制振装置の誤作動とみられ、その後、揺れはおさまり、安全には問題がないということです。
 また宿泊客は退避後、別の宿泊施設に移っていましたが、午前2時ごろ、ホテルに戻ったということです。
 建物を管理する会社などが引き続き、詳しい原因を調べています。
 ホテルを管理する「三井不動産ホテルマネジメント」は「深夜に揺れがおきてしまい、お客様にはご迷惑をおかけし、申し訳なく思っています。お詫びするとともにすみやかな避難にご協力いただいたことに感謝しています」としています。
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