[2022_09_19_02]台湾東部の地震 1人死亡 146人けが (NHK2022年9月19日)
 
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台湾東部の地震 1人死亡 146人けが

 台湾の東部で、18日起きた地震で、台湾当局によりますと、19日朝までに1人が死亡し、146人がけがをしました。台湾東部では17日以降、地震が相次いでいて、台湾当局は今後も1週間程度、マグニチュード5以上の地震が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけています。
 台湾の中央気象局によりますと、台湾の東部では、18日午後、マグニチュード6.8の地震が起き、東部の台東県や隣接する花蓮県で強い揺れを観測しました。
 台湾当局が日本時間の19日午前9時現在でまとめたところによりますと、花蓮県にあるセメント工場で、作業中の男性1人が、地震で崩れた工場の設備の下敷きになって死亡しました。
 また、花蓮県では、コンビニエンスストアが入った3階建ての建物が倒壊し、中にいた4人が一時、中に閉じ込められてけがをするなど、台湾全体で合わせて146人がけがをしたということです。
 このほか、列車の一部が脱線したり、橋や学校の建物などが崩れたりしたほか、台湾全体で2万1000戸余りで停電が起きたということです。
 台湾の東部では、17日夜にマグニチュード6.4の地震が起きて以降、地震が相次いでいて、台湾当局は今後も1週間程度、マグニチュード5以上の地震が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけています。
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